わぁーーーーーーーーー!!!!!!!
きゃあーーーーーーーーー!!!!!!!
園内に響き渡る声。大興奮の様子。
それにしても声が大きすぎる…
あばれてるのか!?
それだったら迷惑。これは注意せねば…
あ、いた いた!(向かい合って座り込んでいる2人)
何をしてるんだ???
ちょっと観察…
皆さんはどのように感じられましたか?
最初に私が感じたことは
” もう…変なことして騒いで… ”
でしたが、
その声や仕草、活き活きとした表情から、
” この子たちは心の底から遊んでいる ”
と分かりました。
風で折り紙が舞う。
ふとしたきっかけで起きた、なんてことない現象を
感性で楽しんでいただけでした。
その会話に耳を傾けると、
「ここからこうすると、転がっていくみたい」
「投げるとあんまし飛ばん…」
「もっと優しく投げたらいいばい」
「あー、ちょっと折り紙ぬれた。…お、飛び方がか
わった!」(重心が変化したことで) などなど
そして、その遊びは紙飛行機遊びに発展し、そこで
も様々な気付きを伝え合い、遊びの輪が広がりまし
た。
これは ” 科学する心 ” です。
日常の中で不思議に思うことに面白さを見出し、そ
れを試したり、考えたり、工夫してみたり。
大人目線では ” もう!そんなことして! ” と言いた
くなることも、子どもにとっては貴重な遊びなのか
もしれません。
遊びの中で育つ。これに勝るものはないと思います。
感動を得たと同時に、遊びの中の育ちの芽を摘み取
らないようにせねば、と反省した今日のお昼前の出
来事でした。
それでは、おいしい給食をいただきます(*^^*)